年末です。
あと3日ほどで2024年も終わりです。多くの人が仕事を納め年越しに向け準備をし連休を満喫しているこの時期。学生も社会人も家族もカップルも、いろんな人が外に出歩き存分に楽しんでいる今日という一日。
かくいう僕にとっては、用事がない限り絶対に外出しないのもこの時期です。
だってさ、まず単純に人が多すぎるんだよね。どこ行こうにも人、人、人、人……。この間も秋葉原に寄り道したんだけど、この世の終わりかってくらいの人だかりだった。しかもほとんど外人。日本人どこ行った？ほんと別世界過ぎてビックリ。しかもやつら、平気な顔して母国語で道とか聞いてきたりするからな。ちょっとは翻訳アプリ使うとか、片言でも日本語使うとか、誠意を見せてほしい。ここ日本だからね！
そうそう、せっかく秋葉原寄ったんでクレーンゲームだけはしてきた。もはやマスト。通過儀礼みたいな感じ。秋葉原に来たのにクレーンゲームやらないなんて失礼。案の定ゲーセンもめちゃくちゃ混んでいたんだけど、死闘を繰り広げて今日の戦利品をゲットしてきた。
アニメ『2.5次元の誘惑』からリリエルのフィギュア。いや～実はこのアニメ、そんなにがっつり見ているかって言うとそうでもないんですが、可愛いのでついついゲットしました。可愛いは正義！しかもちょっと叡智！叡智も正義！
しかもね、今回は2千円くらいで獲れたのよ！ほんとビックリ！僕のクレーンゲーム下手さ加減を加味すると、いつもの相場は4～5千は少なくともかかっているんだけど、今回はその半額の2千円！しかも店員さんの助けなし！……成長したわ、ほんと。涙がちょちょぎれそうです。クレーンゲームの技術力も確実に上がってきている、年末にそのことが実感できてよかった。――あ、でも普段は１ゲームが2百円のやつをよくやっているんだけど、今回は１ゲーム1百円だった。……ん、あれ？試行回数はあんまり変わっていない……？
リリエルをカバンに詰め込みテンションが上がった僕は、その後は一人で『ワンカラ』に行ってきました。
ちなみに知らない人のため補足すると、ワンカラはひとりカラオケ専門店で、東京は神田、新宿、池袋、上野に店を構え、神奈川は川崎、大阪は心斎橋に1店舗ずつあります。
秋葉原の隣だしまずは神田でしょ！ってことで神田店のワンカラ行ったんだけど、まさかの満室。いや、満室というよりは、レンタル用のヘッドホンがすべて出払っているとのことで、ヘッドホン持参であれば空いているとのこと。
そもそもワンカラのシステムだけど、防音完璧の個室ブースで、ヘッドホンをした状態で歌う。音楽は自分にだけ聞こえ、マイクは部屋の備え付けを使い、歌うとヘッドホンから自分の声が聞こえるという仕組み。で、このヘッドホンは店からレンタルする他、自分で持参してもOKなんだって。
僕にとって、今回が人生初めてのワンカラ。ワンカラに来るのは初めてだし、一人カラオケというジャンルの店に入るのも人生初。当たり前にヘッドホンなんて持ってきていない。ぱんぱんになったリュックに入っているのはヘッドホンではなくリリエル。さすがにここでリリエルを出すわけにはいかない。いくら一人だからと言って、なんでもOKなわけがない。
神田店は諦め新宿店に移動。新宿怖いからあんま行きたくないんよな～……駅は使うことあるけど、上陸することはほとんどない。すぐ怖い人にカラまれて財布とか取られそう。なんならリリエルを強引に奪われる可能性もある。これだけは死守しなければ……僕は良くても、リリエルだけは……
グーグルマップであらかじめ位置を抑え、改札出ると同時に早歩きで目的地へゴー。カレイドビルの4Fにあるんだけど、1Fはパチンコ屋。で、外の脇にあるエレベータに乗って4Fへと向かう。
4Fは普通のカラオケ『まねきねこ』と、ひとりカラオケのワンカラが構えています。まねきねこの方からは団体の楽しそうな笑い声が聞こえてきますが、耳を塞いでその手前にあるワンカラへと入店。こちらは幸いに部屋もヘッドホンも空いていた。
初めてであることを伝えると、会員証（まねきねこアプリ）を作成して、すぐに店内の説明。ドリンクバーもついているし、なんならお食事も部屋で頼める。あと、店員が優しかった。新宿だからヤベーサバサバしている感じだと勝手な偏見で思っていたけど、杞憂だった。
ワンカラはひとりカラオケ専門店だから、一人で来たことを恥ずかしがる必要がないのがとっても良かった。普通のカラオケで一人は恥ずかしいし、絶対に裏でなんか言われてると思っちゃうけど、ワンカラはむしろ一人じゃないと入店できない店なわけで、当たり前に堂々と入店できる。
やばい……年の瀬に神店見つけたわ……
かつてこんなにも一人に対して親切な店があっただろうか……？思い返せば、世の中一人じゃ入れない場所ばっかり。おしゃれなレストラン、焼き肉屋、喫茶店、水族館、動物園、ディズニーなんちゃら……etc…
ほんとに一人に厳しい世の中。世知辛い。
その点ワンカラは救世主。一人で生きてきた人間にとってメシア。ゲーセンとラーメン屋に並ぶメシアを見つけたわ。
で、肝心な歌はというと……
下手すぎた。
予想以上に下手すぎた。
「あ、あれ……僕の声、もっと高温でなかったっけ……？？？」
そういえば最近、人と話す回数もめっきり減った。減ったというか、もともと少なかったんだけど。別に多い時期とかあったわけじゃないんだけど。
とにかく、あまり声を出す生活をしていなかった。
そのせいか？そのせいなのか？明らかに声も、肺活量も低下している感じがする。
――悲しい、悲しすぎる。
ちなみにせっかく一人だからってことで、今まで歌ったことのない曲ばかり歌ってみた。これで僕がどんな人間なのか察してくれ。
すいちゃんの『みちづれ』とか、サンホラの『朝と夜の物語』とか、弌誠さんの『モエチャッカファイア』とか、ClariSさんの『コネクト』とか、SEKAI NO OWARIさんの『Habit』とか……
もう自分の好きを詰め込んだだけ。すいちゃんの『みちづれ』とか初めて歌ったけど、改めて歌詞とか見ると最高すぎる。今現在で一番好きな曲かも。当たり前にキー下げて歌ったけど。
原曲↓から聞けるからぜひとも聞いてみてくれ。心に刺さる。油断してると涙もでる。
話を戻して、『ワンカラ』は最高！僕の歌は下手下手！
ということで、これからワンカラに通い詰めて、歌をもっと上手くなろうと決意した、そんな師走のラストスパートだったのでした！
今回はここまで！最後まで読んでくれてありがとー！！！
